前回の記事(パート3)では、大雨と経年劣化でサビて動かなくなった横引きガレージシャッターと、業者に見積もりを出したら「100万円以上」と言われた絶望のどん底についてお話ししました。
プロに頼んでも「どうせまた雨でサビる」という構造的などん詰まりの中、いよいよ私たちのDIY大作戦が動き出します。今回は、その大逆転劇の全貌です!
「この人なら……」網戸の修理から始まった運命の出会い
もう完全に動かなくなった・・・
うちのシャッターは完全に固まり、少しでも動かそうものならこの世の終わりのような声で叫ぶ・・・
もう開けっ放しにしておくしかない。
こんな途方に暮れていた時期、実は我が家では別の問題が発生していました。それは「網戸の破損」です。(これはあるあるですよね)
修理業者を探しているとき、ある大工さんの紹介欄に目が留まりました。そこにはこう書かれていました。
「1センチのずれも見逃さない。」
その一言に職人としてのプライドを感じ、「この人はきっちり仕事をしてくれるに違いない」となぜか強く惹かれたのです。
実際に網戸の修理を依頼してみると、仕事は驚くほど丁寧。口数は少ないものの、こちらの話をじっくりと、本当に親身になって聞いてくれる人でした。
「この人なら、あの絶望的ガレージについて相談をしたら、助けてくれるかもしれない……」
直感を信じてガレージを見てもらったところ、そこからはまさにトントン拍子で話が進んでいきました。私たちが譲れない「100万円は出せないけれど、シャッターとしての機能と防犯性は絶対に妥協したくない」という想いを、その大工さんはしっかりと受け止めてくれたのです。
Amazonで見つけた!救世主「屋外用アルミ合金・蛇腹カーテン」
高い金額を払えばいくらでも商品はあるんだろうけど、どうしてもそれが捻出できない私たち。
ネットの海を彷徨い、プロにも断られ続けた私たちが見つけた最後の希望。それが、Amazonで見つけた「屋外用アルミ合金の蛇腹カーテン」でした。
サイズ展開が非常に豊富で、しかもカスタマイズ(特注対応)ができるという優れもの。
業者に頼めば100万円かかるところが、この蛇腹カーテンを取り入れたDIYなら総額30万円ちょっとに収まります。「これなら私たちの予算でも出せる……!」と、ようやく一筋の光が見えました。
神対応の中国出品者との出会いとサイズのカスタマイズ
海外からの取り寄せ、しかもAmazonに出品している中国の業者さんということで、最初は少し不安もありました。しかし、その心配は杞憂に終わります。
この業者さんは、中国・広東省深圳市にある「深圳 市南山区 香古保友食品商行」という名称のショップです。
調べてみましたが自社サイトは持っておられないようです。
AmazonなどのECサイトに商品を出品している小企業さんです。
いろいろとやり取りをしている間に、「私共は小さな会社ですので」と先方の言葉を聞くことがありました。小さな企業だからこそきめの細かいカスタマーサービスができるのかもしれません。
こちらの質問に対するレスポンスがとにかく早い! そして、返答の内容も非常に分かりやすく的確でした。
当初は「190センチ幅のものを2枚買おう」と考えていたのですが、出品者さんにこちらのガレージシャッターの話を詳しくしてみたら、提案をしてくれたのです。
「325センチ幅の1枚に、サイズをカスタマイズして作れます」
細かなオーダーにも柔軟に応えてくれるショップのおかげで、施工のハードルが一気に下がりました。
- 特注の相談やサイズ確認ができるショップページはこちらです。アルミカーテンのほかにもいろいろなアウトドア商材などを手掛けておられるようです。
総額30万円ちょっと!いよいよ施工へ
業者に見積もったら100万円、しかもまた雨でサビる運命だったガレージ。
しかし、誠実な大工さんとの出会いと、Amazonで見つけた特注のアルミ製蛇腹カーテンのおかげで、総額30万円ちょっとで理想的な解決策にたどり着きました。
ここからは既存のボロボロになったシャッターの撤去から、天井へのレール設置、そしてこの蛇腹カーテンの取り付けに至るまで、施工の一部始終を画像付きでレポートします!
「天井が低くて巻き上げ式が入らない」「横引きシャッターの交換費用に頭を悩ませている」という方は、ぜひ今後のレポートも参考にしてみてください。
ガレージシャッターDIY 施工レポート
①既存シャッターの取り外し

内側にロールにして巻き込む形の横引きシャッターをいよいよ撤去していきます。大工さん一人でできるの?と思って見ていたのですが、まずは上下の駒をレールから外し、一枚一枚スラットを抜き取って外していました。
それでも3時間くらいかかっていたように思います。(お疲れ様です)

②シャッター収納部分の撤去

シャッターを取り外したら、今度は収納されていたボックスの底部分を取り外します。
ここはがっちりとコンクリートに埋め込まれていたらしく、大工さんも苦労しておられました。
こちらの撤去にもかなりの時間がかかっていました。

こちらは廃棄されます。さようなら!これまでありがとう。おんぼろシャッターさん。
③モルタルを埋め込みます

撤去後の穴の開いた部分と、水がながれこんで溜まって私の頭を悩ませていたレール溝の部分はモルタルで埋めてもらいました。
④通気口の設置、そして枠の設置とカーテンレールの設置

上部に通気口を8センチ作りました。この枠にアルミカーテンのレールを設置します。

木枠を黒に塗装してもらいました。レールががっちりついています。
⑤レールの設置

モルタルが固まったら、その上にカーテンをスライドさせるための受けのレールを設置します。これで、風が吹いてもバタバタしません。
レールは車のタイヤが乗るので破損するかもしれません。
そのため大工さんは当初はこのレールを溝の中に入れたかったそうなのですが、
やはり水のたまる問題を解決しなくてはならないため、思い切って上に設置。
相当丈夫そうな金具ですが、不具合がのちのち出てくるかもしれません。
⑥完成

やっと長年の悩みから解放されました!出来上がったシャッターは思ったよりしっかりしていて丈夫です。





