ようやく夏が終わったと思ったら、あっという間に冬の気配。
最近は秋が短く、「気づけば寒い!」なんて年も増えてきましたね。
今年の冬は、昔ながらのあたためグッズ「湯たんぽ」をぜひ生活に取り入れて!
この記事では、「湯たんぽの使い方 寝る時どうしたらいい?」「どんな種類があるの?」「安全に使うには?」といった初心者の疑問をやさしく解説します。
さらに、ヨーロッパで愛され続ける「ファシー(Fashy)」の湯たんぽもご紹介。
初めて使う方でも安心して、心までほっとあたたまる冬を迎えましょう。
1.湯たんぽの使い方 寝る時どうしたらいい?
まず、意外と知られていないのが「湯たんぽ」はお腹を温めた方が効果的だということです。
足先が冷たいから、と言って足の先ばかりあたためても全然あたたかくならない、いつまでたっても足先は冷えたまま、ということが起こりがちですよね。
実は私もずっと足先を湯たんぽにくっつけて、眠れない夜を過ごしていたひとりです。
そもそも使い方が間違っていたのですね。
この記事では、詳しくお伝えしていきますので最後までじっくりご覧くださいね!
2.湯たんぽの効果|電気を使わず体の芯まであたためる
湯たんぽの魅力は、なんといっても自然な温かさ。
お湯の熱をゆっくり伝えるので、乾燥や刺激が少なく、身体の芯からじんわり温まります。
寝る時に温める場所は、足先ではなくお腹です。(この使い方をするときはソフトな柔らかい素材の湯たんぽの方が適しています。)
- 冷え性対策に◎
足先や腰、お腹など冷えやすい部分をピンポイントで温められます。 - 寝つきがよくなる
布団をあらかじめ温めておくと、寝入りがスムーズに。
お腹を温めることで温まった血流が全身をめぐり、冷たかった足先も不思議と温かくなります。足先だけを温めてもダメです。 - 節電にもなる
電気を使わず、お湯だけでエコ&経済的にあたたかくなれます。
最近は「温活」ブームの影響もあり、若い女性を中心に湯たんぽ人気が再燃。
冷え性や乾燥が気になる季節の強い味方です。
3.湯たんぽの種類|素材によって温まり方が違う
湯たんぽにはいくつかの素材があり、それぞれ特徴が異なります。
湯たんぽ大好きな私は全種類使ったことがあるのでその特徴をお伝えしますね。
① 金属製(ブリキ・銅など)
昔ながらの定番タイプ。熱伝導が良く、お湯の熱をしっかり布団全体に広げます。
私の持っているものは銅製で、小さいサイズのわりに熱伝導が最高によく、古くなるとまた同じものを買い求めるお気に入りでした。
湯たんぽって大きいとたくさんお湯がいるので、毎晩沸かすのも面倒だし、
その上すごく重くなるんですよね。
でもこちらは小さいのでお湯の量も少なくてすむところがいいんですよ!
ただし表面が非常に高温になります。熱湯を入れると危ないほどです。
朝まで冷えてほしくないので熱湯を入れていた私は厚めのタオルでくるみ、
またそのタオルがずれないように湯たんぽカバーに入れる念の入れ様でした。
万が一、その表面に触れてしまったら・・・と考えるとちょっと怖いほどです。
それからパッキンの劣化に注意です。
パッキンは別売りで取り寄せられるので、もしお湯漏れを発見したら
小まめに交換することをお勧めします。
いろいろと注意点はあるのですが、この湯たんぽは私の心をとらえて離さない逸品でした。
本当に家宝にしたい!
② ポリエチレン製
昔からの定番でホームセンターなどでもよく見かけるオレンジ色のもの。
お湯の量が2.2Lも入るのでもちろん保温力が高いです。
でもやっぱり毎晩この量のお湯を用意するのは大変でした。
(しかも重い!)
お布団の中に入れるとごつごつしてすごい邪魔!
小さいサイズを買えばよかったんですけど・・・朝まであったかいのが良かったから・・・
たっぷりの温かさと保温力の高さは◎なんだけど、それを上回る手間が・・・
ああ、悩ましい!
③ ゴム製・樹脂製(現代の主流)
軽くて扱いやすく、安全性も高いのが特徴。
最近では、かわいいデザインや電子レンジ対応タイプなども登場していますね。
私の初めてのファシーは家族からのプレゼントでした。
柔らかくて、軽くて、おなかに乗せてもごつごつしない。
ずっと硬い湯たんぽしか知らなかった私は目からうろこでした!
こんないいものがあったのね~。
それからは、こちらに完全に移行。
銅の湯たんぽも風情があって捨てがたいのだけれど、
使いやすいのはやっぱりこちらでした。
私のおすすめはやはり世界中で愛されているドイツのブランド「Fashy(ファシー)」。
次の章で詳しく紹介します。
4.Fashy(ファシー)の湯たんぽ|おしゃれで安心なドイツ品質
※カバーはいろいろ選べます。
「ファシー」は1948年創業のドイツブランドで、世界70か国以上で愛用されている湯たんぽの代表格。
高い安全基準をクリアし、ドイツの技術検査協会TUV認定。
確かな品質とシンプルなデザインが魅力です。
ドイツの湯たんぽの半分は同社の製品でまさに湯たんぽ業界のリーダー!!!
こちらの商品はスクリューキャップでしっかり閉まるので安全性も抜群です。
ファシー 湯たんぽ(Fashy Hot Water Bottle)
・ドイツ製の高品質PVC素材
・やわらかくてカバー越しでも温かさがやさしい
・可愛いカバー付きタイプも豊富でギフトにも人気
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5.湯たんぽの使い方|お湯の温度とタイミングがポイント
安全に長く使うためには、基本の使い方を押さえておきましょう。
- お湯の温度は80℃前後;お腹の近くに置く場合はもう少し低くても良い。
沸騰したお湯は熱すぎるため、少し冷ましたお湯を入れるのがベスト。 - ふたをしっかり閉める
漏れ防止のため、キャップの締まり具合を毎回チェック。 - 寝る30分前に布団へ
足元を中心に温めておくと、寝入りがスムーズになります。
お布団に入ったら、湯たんぽをお腹の近くに移動させます。
お腹を中心に温めることで、体全体に温かい血流が巡り、冷えが改善されます!
ファシーの湯たんぽは口が広く、お湯の注ぎやすさも◎。
あの微妙な注ぎ口のカーブ。あれもすごい考えられていると思います。すごく注ぎやすい!
やけど防止のため、必ずカバーをつけて使いましょう。
6.湯たんぽ使用時の注意点|低温やけどにご注意を
湯たんぽは心地よいぬくもりが魅力ですが、長時間同じ部分に触れていると低温やけどの原因になります。
直接肌に当てず、必ずカバーやタオルを巻いて使用しましょう。
特に寝るときは体から少し離すのが安全です。
また、ゴム・樹脂製の湯たんぽは経年劣化します。
2〜3年を目安に買い替えると安心して使えます。
実は私、一回、ファシーが破損したことがあるのです。
ファシーを使い始めて3年目の冬でしたか・・今年も使おうとしまっていたのを出してきて、
普通にその夜は使って、翌日、お湯を捨てようとしたらビローンとゴムが割けました。
これが熱いお湯の入っている時で、しかもベッドの中だったら・・・とゾッとしました。
やはり2年使ったら買い替え時なのかも。
安全のため、ゴム製の湯たんぽは消耗品だと割り切りましょう。
まとめ|湯たんぽ(湯湯婆)は“やさしいぬくもり”をくれる冬の相棒
湯たんぽの漢字は「湯湯婆」。
お湯の力で体を温める、昔ながらの知恵が詰まったあたためグッズです。
冷え性や乾燥が気になる方も、節電したい方も。
今年の冬は、ドイツ生まれの「ファシー湯たんぽ」で、自然でやさしい温もりを感じてみませんか?
さらに冷え対策を極めたい方へ
湯たんぽは冬の強い味方ですが、冷え性がつらい人には他の温活アイテムもおすすめです。
ショウガ紅茶やレッグウォーマー、腹巻など、体をやさしく温めるグッズをまとめた冷え性撃退の記事もぜひチェックしてみてください。